今回は槍ヶ岳から双六岳へ向けて歩く西鎌尾根について解説します。
槍ヶ岳は憧れだけでは登れない事がわかっているので、みんな真剣に調べます。
急峻な岩場を登り切れるように体力作りを始め、それ相当の準備が必要です。
誰しもが山で遭難をしたいと思っていないので、槍ヶ岳山頂までの道や危険箇所を雑誌やブログ、YouTubeなどのSNSで調べるでしょう。
しかし、西鎌尾根について忘れていませんか?
西鎌尾根は槍ヶ岳と双六岳を結び、絶景が観られる素敵な稜線だけと思っていませんか?
私はそんな風に思っていました。
西鎌尾根とは裏銀座ルート(槍ヶ岳からブナ立て尾根、高瀬ダムまで続く道)の一部で、ずっと槍ヶ岳を眺めながら歩ける素敵な道です。
槍ヶ岳と双六岳の2座を登りに行く人は必ず通る稜線です。
しかし、素敵な事ばかりではありません。
西鎌尾根は槍ヶ岳ほど急峻な岩場はありませんが、度重なるアップダウンの道や鎖場、ザレ場など危険箇所が多いです。
また、思った以上に山行時間がかかります。
槍ヶ岳山荘から双六小屋CTは3~4時間です。
確かに、距離は6km程度ですが、槍ヶ岳山荘から双六小屋まで上り400m、下り950mあります。
そして、必ずと行って良いほど絶景に足止めされます。
なので、CT通りには行きません。
アップダウンの道、鎖場ザレ場、絶景による足止め、なかなか過酷な西鎌尾根です。
こんな過酷なのに、槍ヶ岳と比べると情報が少ないです。
そこで、ここでは西鎌尾根について徹底解説します。
西鎌尾根を通る初心者は是非ご覧下さい。
【注意】
登山は事前計画が大切です。事故なく楽しく登山をするために、体調面含め必要な登山用品を準備してから登りましょう。
イメージ動画
槍ヶ岳を登り、その後に西鎌尾根を歩きました。どんな道かサクッと知りたい人はこちらの動画をご覧ください。
ルート概要
新穂高から登る槍ヶ岳についてはこちらをご覧下さい。
西鎌尾根の概要について説明します。
槍ヶ岳山荘から双六小屋へ進む方面から解説します。
標高3080mに位置している槍ヶ岳山荘からまずは新穂高方面との分岐点である千丈乗越まで標高360m下げます。
1kmで標高を360m下げるのでかなり急登です。
ちなみに、ゆるハイクが楽しめる南アルプスの入笠山は標高250mを2.5kmかけて登ります。
入笠山よりも100m標高が高く、距離は1km長いです。
この道だけで山1つ分以上下っていると思うとびっくりです。
第一関門が終ったら、第二関門の鎖場とザレ場の道です。
この第二関門がここの核心部でしょう。
雰囲気は八ヶ岳の赤岳から横岳、硫黄岳へ向う道のような雰囲気があります。
道は人1人通れるぐらいの狭さで、3点確保するために鎖場があるような道です。
岩稜帯なのでヘルメットを被っても良いと思います。
約40分の核心部の後は、槍ヶ岳を観ながらアップダウン道を進むのみです。
では、これから詳しく、道を観ていきましょう。
ルート詳細
これから西鎌尾根の危険箇所や絶景ポイントを紹介します。
写真も含めて解説するので、イメージしやすいと思いますので是非ご覧下さい。
千丈乗越までの道
槍ヶ岳に後ろ髪を引かれながらも、槍ヶ岳山荘から見える西鎌尾根に胸を躍らせます。
こんな長い道なのに、早く歩きたいと思ってしまいます。
あの素敵な道を歩く前に千丈乗越まで降りなければなりません。
ザレ場もある道を標高360m下ります。
ザレ場ですが、槍ヶ岳山荘が整備してくれているので、歩きやすいです。
岩も規則的なので、足を取られる事はありません。
上りはかなり辛いでしょうが、下りはそこまで辛くはないです。
強いて言えば、いつになっても千丈乗越に到着しないという点です。
歩いても、歩いても着かない。
千丈乗越が見えているのに到着しない。
でも、絶景だからいいです。
そして、後ろを振り返るとかなりの標高を降りてきたのがわかります。
槍ヶ岳があんなに遠くになってしまいました。
下るのに真剣になりやすいですが、景色を楽しみながら歩くとあっという間に千丈乗越に到着します。
なので、大変とは思わずに楽しみながら下りましょう。
ちなにみに、この道から新穂高から槍ヶ岳へ登る道を観る事ができます。
救急箱があった千丈分岐への道も観る事ができます。
上から見る限り、あまり交通量が多くないからか藪深い道です。
ここから降りるのは玄人の方でしょう。
槍ヶ岳山荘から下り千丈乗越までの見ても素晴らしいです。
笠ヶ岳あたりの山域を眺めながら歩けるので、気持ちが良いです。
さて、岩に「双六岳へ」と記載されているので、こちらへ進みましょう。
ハラハラドキドキわくわくの西鎌尾根へ進んでいきましょう。
振り返ると槍ヶ岳と小槍が雲の中に隠れてしまいます。
そして、槍ヶ岳から下りてきた道が見えます。
遠くから見るとやはり険しい道だった事がよくわかります。
西鎌尾根からも上高地からも新穂高からも。どこから登っても大変なのが槍ヶ岳です。
距離も長く、斜度も急です。
なので、日帰りで登っている人は超人です。
普通の登山者は宿泊しながらのんびり登る事をお薦めします。
鎖場・ザレ場道の開始
さて、鎖場開始の場所に到着しました。
千丈乗越から歩いて20分ぐらいで到着します。
ここからの道は人1人通れるぐらいの道幅敷かないので、うっかり転倒すると左側の崖へ真っ逆さまです。
容易に100mぐらい下まで落ちるので、慎重に歩きましょう。
ここはヘルメット推奨山域ではないので、私達は装着しませんでした。
しかし、推奨山域じゃないから装着しなくていいいという訳ではないので、個人の判断で歯ルメットを装着しても良いと思います。
ヘルメットは上からの落石や転倒時の頭部外傷を軽減する目的で装着します。
滑落時の生死を分けたのはヘルメットだったともいいます。
不安ならヘルメットを装着するべきです。
後悔先に立たず。
山岳ヘルメット着用奨励山域についてhttps://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangaku/helmet.html
この雰囲気の道は八ヶ岳にもありまして、八ヶ岳の赤岳、横岳、硫黄岳の縦走路もこのように道狭い岩稜帯にある鎖を使いながら歩きます。
景色は全く違いますが、八ヶ岳縦走は言い練習になりそうです。
八ヶ岳の縦走路の様子を知りたい方はこちらをご覧下さい。
西鎌尾根のザレ場は細かい石に急な斜度にあるので、容易に滑ります。
うっかり重心を後ろにした瞬間つるっと滑りますので、腰をひかずに歩きましょう。
足元が不安な方はストックを使う事をお薦めします。
2本足と4本足は身体への負担が全然違います。
怪我をしない為にも、楽しく歩くためにもストックはお薦めです。
先ほど歩いた鎖場を振り返りました。
歩いているときはそんな急には思いませんでしたが、こう見ると急峻な道ですね。
そして、崖下の先がみえません。救助もすぐ来れないので気を付けないと。
下りは足の筋肉が疲労しやすいので、慎重に歩きましょう。
緊張した鎖場を終えた後の景色を眺めるとホッとします。
久しぶりに開けた場所に出ると、気持ちが良いですね。
遠くに見える山と今歩いている道の地層が異なります。
槍ヶ岳は今から約177万年前に誕生しました。しかし、その1万年前に穂高岳が誕生しています。
誕生時期や岩石の違いにより地層が異なっているそうです。
槍ヶ岳山荘のヘリポートから西鎌尾根にかけて、白い岩石からなる帯状の線が見えます。
槍ヶ岳カルデラと穂高カルデラの境目です。
その山域の歴史を知る事で登山がもっと楽しくなりますね。
景色を観て楽しんで居たのもつかぬま。
再び、鎖場が出てきました。
ここのザレ場は一番滑りやすかったです。
より細かい砂や石があったからだと思います。
鎖がしっかり張っているので、ゆっくり歩けば転ぶ事はないです。
慎重にゆっくり行きましょう。
もし、余裕があれば後ろを振り返ってみてください。
槍ヶ岳があなたを応援してくれます。
この時、穂先は雲の中でしたが、それもなんだか格好いいですね。
あの穂先に自分が立っていたかと思うと感慨深いです。
斜度もあるので、少し怖いと感じる人もいるでしょう。
怖い場合は鎖を使いながら降りると安心して下る事ができます。
ここを下りきるとハイマツの上りが始まります。
ここまで来ると岩稜帯も終盤です。
ここから眺められる槍ヶ岳も素敵ですね。ただ、さっき下ってきた山がちょっとお邪魔ですね。
槍ヶ岳のインパクトが薄くなってしまいます。
もう少し離れた方が槍ヶ岳の格好良さが映えます。
さて、先を進みます。
先ほどの岩稜帯の道とは違い、道幅は広くなりました。
しかし、岩場ガレ場は続きます。
滑りやすい道もあれば、そこそこ安定し歩きやすい道もあります。
ゴツゴツした岩は雨で濡れていても、靴のグリップが効き、滑りづらいです。
しかし、つるっと凹凸がない岩は滑りやすいです。
つるっと滑ってしまいそうで腰が引けてしまい、より滑りやすくなるという悪循環が続きます。
坂道なのにザレ場かつ凹凸が少ない岩によって踏ん張りがききません。
怖ければ、鎖を使い消防士下り(鎖を使いながら後ろ向きで降りる方法)で降りると安定して降りる事ができます。
ここが最後の岩稜帯の道です。
少し先に岩稜帯と赤土の道の境目が確認できます。
自然って不思議ですよね。
こうなる理由は科学で証明できるのでしょうが、学者ではない自分としては自然が織りなす芸術だと思います。
アップダウンが続く稜線
約40分、岩稜帯の鎖場ザレ場道の核心部が終りました。
終わりを伝えるかのように道の雰囲気が変わりました。
一安心です。
歩いて来た道、真ん中には槍ヶ岳があるはずですが、ガスの中です。
残念。
ここも晴れていたら絶景でしょうね。
北アルプスの中でも奥深い位置にある飛騨山脈主稜線の一つ、鷲羽岳が見えました。
鷲が翼を広げているようだから、鷲羽岳というらしいです。
言われてみたら、そう見えなくもない。
ここからは小さく上り、小さく下る。そんな道が繰り返される道が続きます。
要は偽ピークが多いです。
あれば左俣岳?あれば樅沢岳?など心がもてあそばれる道です。
アップダウンが続き、心が折れる時もありますが、それ以上に上回るいい所は絶景を見ながら歩けるところです。
雲の中に鏡平小屋を見付けました。
天空の城みたいで格好いいですね。
そして、槍ヶ岳です。
先ほどの様な槍ヶ岳を遮る山もないので、槍ヶ岳の良さが存分に観る事ができます。
この景色が観たくてこの稜線を歩いているので満足です。
ガスがあっても槍ヶ岳の雄大さは変わりません。
さて、ようやく本日の初めてのピークとなる左俣岳が見えて来ました。
左俣岳手前に何かの標識があります。
ここには特に名前はないみたいですね。
左は左俣岳、道が槍ヶ岳と記載されていました。
左俣岳の山頂には登らずに、巻いて登ります。
なので、山頂らしい標識はないそうです。
約30~50mほど標高を上げて登って行きます。
今までの道に比べたら楽なはずなのに登りはどんな道でも疲れますね。
ピークは踏まずに左へ巻くように道がひかれています。
巻き道の上に踏み跡がありました。
きっと山頂への道かなと思い進みますが、やはりどこが山頂かわからない左俣岳でした。
山頂を巻いた後は更なる絶景と絶望が広がっていました。
どこが双六岳なのかよくわからないし、あれが樅沢岳なのかわからず心が折れてしまいそうです。
やはり、アップダウンは心身共に負担が来ます。
今回、かなり負担のかかる縦走路を歩くと思っていたので、荷物の軽量化を頑張りました。
余計な物を省くのは当然で、ザック自体も軽くしました。
しかし、ただザックを軽くすると肩や腰に負担がかかり、身体の負担を軽減したいという目的を達成しないので、身体にフィットしつつ軽いザックを探しました。
探した結果、やはりオスプレーに行き着きました。
オスプレーのテンペストベロシティーは1kgを切るのに、フィットしやすいザックです。
登山の言葉の中で「軽いは正義」と言われるほど、軽い方が遠くまで疲れずに歩けます。
疲れなければ事故も起きにくいです。
この程度の疲労で済んでいるのは、荷物の軽量化、ザックのおかげだと思っています。
鏡平小屋までの稜線です。翌日の下山で歩く道を見るとやはり感無量です。
鏡平小屋はぽつんと一軒家のように立っていますね。
樅沢岳ではない山をトラバースすると開けた場所にでました。
ここの場所は素晴らしく、槍ヶ岳を眺める事ができます。
先ほど意よりも槍ヶ岳が小さくなってきましたが、それも格好いいです。
頑張って歩いて来たことがよくわかる場所です。
逆に鷲羽岳が近付いて来ました。
いつか北アルプスの奥地である黒部源流部に行きたいです。
硫黄岳乗越から樅沢岳、そして双六小屋へ
硫黄乗越あたりまで到着しました。
見落としたのかわかりませんが、「硫黄乗越」という標識はありませんでした。
ここの山も山頂はなくトラバースしていきます。
岩や石はありますが、ザレ場やガレ場はなく歩きやすい道です。
この辺りから見る槍ヶ岳はこんな感じです。
今まで歩いてきた道も含めて槍ヶ岳を見られるので、ここも素敵な場所です。
槍ヶ岳を見ながら歩くのもいいし、自分が登った穂先に背中を押されながら歩くのもいいですね。
私達は背中を押されながら、このアップダウン道を歩いています。
左へトラバースするとようやく最後のピーク樅沢岳が出てきました。
ここが最後の登りです。ここを頑張れば双六小屋に到着するはず。
つづら折りを最後の力を振り絞りながら歩きます。
小屋が近い事もあるのか、よく整備されています。
北アルプスの奥地がより見える様になってきました。
雑誌でしか見たことがない山域が目の前にある事に感動です。
さあ、ここを登り切れば樅沢岳です。
頑張って登りましょう。
本日の二個目のピーク、ちゃんとしたピークは一個目の樅沢(もみさわ)岳です。
ここは鷲羽岳もよく見えるし、槍ヶ岳もよく見える素晴らしい場所ですが、午後になるとガスも出て槍ヶ岳は観る事ができませんでした。
ここから双六小屋までもなんだかんだ長いです。
しかし、下りなのでなんとか頑張れます。
つづら折りの道を下っていくと人工物発見しました。小屋はもう少しです。
小屋までは何度も何度も右へ左へとつづらに降りて行きます。
山歩きが楽しいと思っている自分と早く小屋のベンチに座りたい、炭酸を飲みたいと思っている自分がいます。
時計を、見ると丁度お昼です。お腹が空くのも当然です。
双六小屋には13時ぐらいなので、お昼を食べて双六岳へ登る事もできる時間です。
星空や朝日を双六岳でみたいので、ちょっと偵察もしたい気持ちもあります。
双六小屋についた時間で決める事にしました。
ついに、目標の射程圏内に入りました。
双六小屋は格好いいですね。
山小屋は目立つように屋根が赤なんですかね。
どんなに離れていても見付けられる色は赤ですよね。
ついに双六小屋に到着しました。お疲れ様でした。
双六岳と小池新道の下山はまた次回の記事をご覧下さい。
今回の登山装備品
今回の山行は9月中旬です。
最低気温は一桁、最高気温は15~20度程度です。
そして、できる限り荷物は軽くなるように考えました。
日差しがある日中はTシャツ、朝や夜は長袖、上着で丁度良かったです。ダウンは使いませんでした。
登山装備 | |||
---|---|---|---|
ザック | オスプレーカイト38 | 身体にしっかりフィットするので長時間の山行に最適です | |
パンツ | ノースフェイス ビックウォールパンツ | 適度な厚さで春秋に最適です | |
ベイスレイヤー | アイスブレイカー スフィア2 | 肌触りが良く、速乾性もあるので汗冷えしにくいです | |
山シャツ | カリマー Yシャツ aerial | 肌寒い時にさらっと着られます。便利な一着 | |
肌着 | ミレー アンダーウェア | 汗を素早く吸収し放散するので、汗冷え予防に最適です | |
手袋(防水) | ファイントラック エバーブレストレイルグローブ | レイングローブやインナー手袋と合わせてレイヤリング可能 | |
手袋(岩稜帯) | ノースフェイス グローブ | 生地がしっかりしているので、岩稜帯に適しています | |
部屋着(ズボン) | Black Diamond ノーションパンツ | さらっと履けるリラックスパンツ。行動着が汚れてもこれを履いて下山できます。 | |
部屋着(ベースレイヤー) | アイスブレーカー 200 オアシス LS クルー | 着心地がいいので部屋着としても最適 | |
部屋着(フリース) | モンベル クリマプラス100 | 部屋着にも星空観察にも使えます。 | |
ダウン | パタゴニア ダウンセーターフーディ | もしもの時に持参しました。 | |
レインウェア | ノースフェイス クライムライトジャケット | 耐水圧はもちろん軽くて動きやすいです。 | |
靴下(厚手) | スマートウール マキシマムクッション | 暖かく履き心地がよいです。 | |
登山靴 | スポルティバ トランゴ タワー GTX | 秋は冬靴ではなくて問題ありません。 | |
ヘルメット | Black Diamond ヘルメット | 帽子sサイズの方にはマムートがおすすめです。 | |
ストック | シナノ トレッキング ポール ロングトレイル | 軽くて長さを調整しやすいです。岩稜以外に必携品です。 | |
ヘッドライト | ペツル ACTIK アクティック | 広範囲を照らします。 | |
浄水器 | ソーヤー ミニ | どんな状況でも飲料水を作れます。 | |
水 | 天然水 | 行動時は暑いので、水は必要です。 | |
ファーストエイドグッズ | Kozy More 救急セット | 網羅されている応急セットです。 | |
バッテリー | Anker Power Bank バッテリー | 寒くなるとスマホのバッテリーは落ちやすいので必携品です。 | |
歯磨きセット | NONIO 歯磨きセット | 口腔ケアはどこでも大切です。 | |
汗ふきシート | ビオレ ボディーシート | 春でも汗がでます。 | |
日焼け止め | スキンアクア 日焼け止め | 雪からの照り返しもあるので必携品です。 | |
行動食 | カルパス | 疲れた身体を癒やしてくれます。 | |
INゼリー | 暑くてものどごしがよく食べやすいです。 |
トイレ状況
西鎌尾根にはトイレはありません。
スタート/ゴール地点の槍ヶ岳山荘や双六小屋にしかトイレはありません。
トイレが近い人は携帯トイレを持参して登って方が良いでしょう。
隠れられる場所はないので、女性は上からかぶれるポンチョ型の携帯トイレがいいかもしれません。
まとめ
西鎌尾根について詳しく見ていきました。
槍ヶ岳に登る事に集中すると西鎌尾根は忘れがちです。
でも、西鎌尾根は双六岳よりも危険箇所が沢山あります。
事故なく安全に登山をするためにも、何回も見直してイメージ造りをしてください。
そうすれば危険を回避して、楽しい登山となると思います。
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