うまい山頂飯を食べる条件はなんでしょうか?
私はこう思います。
1.最高に素敵な景色
2.適度に歩き疲れた身体
これは絶対だと思います。どちらがかけても駄目。二つ揃った方が美味しい。
さらに加えるならば、
3.山小屋の愛情籠った暖かいご飯です。
自分で作ったカップラーメンやホットサンドも美味しいです。
でも、山小屋のご飯はまた一味違う。と思っています。
海の小屋やスキー場のラーメンが美味しいと思った事はないですか?
それはこの3要素が揃っているからだと思っています。
そこで、これに当てはまる山を紹介したいと思います。
それは蛭ヶ岳
蛭ヶ岳は丹沢最高峰の山です。最高峰の名を持つだけあって楽しめる道です。
山頂までいくつもの試練を乗り越え、どんどん美しい景色が増えていく山道。
その先の山頂飯への期待が高まります。
山頂にある蛭ヶ岳山荘のひるカレーが待っている。
今回、おすすめの山頂飯は蛭ヶ岳山荘の「ひるカレー」です。
ただのカレーではないです。しっかり作り込まれたカレーです。
このブログを読めば、うまい山頂飯を食べるために蛭ヶ岳に登ろうと思います。
そして、山行計画にこのブログが役立つと思います。
【注意】
登山は事前計画が大切です。事故なく楽しく登山をするために、体調面含め必要な登山用品を準備してから登りましょう。
蛭ヶ岳の山頂飯を食べたいか?
ここの山頂飯は蛭ヶ岳山荘のひるカレーです。
ここのカレーは美味しいです!!
今まで山小屋、スキー場、海の小屋などで食べたが一番美味しいです。
辛さは中辛。
スパイスがしっかり効いているから味に深みがあります。
ただ辛いだけではない。だから、美味しい。
5時間、いくつもの試練を乗り越えてたどり着いた身体は味のしっかりした食べ物を欲しています。
甘辛ではない、もっとしっかりしたガツンと来る味。
まさにドンピシャの味です。
そして、山頂からの景色を観ながら食べることができます。
富士山がどーんっとみえる山頂で食べる山頂飯は格別です。
蛭ヶ岳の山頂はベンチがいくつもあり、山頂飯を食べるには最適です。
目の前には富士山、丹沢山などの美しい景色、くたくたの身体、愛情籠った暖かいカレー。
美味しくないわけないです。
食べたくなった人もいると思います。
思い出して食べたくなった人もいると思います。
早く行った方がいいですよ。
夏になれば蛭ヶ岳にはヒルがでる。虫も増える。
春、夏を飛ばして秋、冬がとてもいい季節です。
さあ、ひるカレーを食べに行きましょう。
さて、これからは蛭ヶ岳までの楽しい道について説明します。
イメージ動画
サクッと蛭ヶ岳の登山道をイメージしたい方はこちらの動画をご覧下さい。
約4分の動画です。
蛭ヶ岳までの山頂ルート
青根分岐へ
駐車場から車道を歩いて行きます。釜立林道の登山口までは約20分です。
釜立林道登山口から八丁坂と青根との分岐までも約20分です。
車道そのまま歩いて行けば青根分岐へ行く事ができます。山道へ進むと八丁坂への近道です。
個人的には青根方面をおすすめします。
八丁坂への道よりも登山道が楽しいからです。
岩場があったり、急登があったりと様々な道に出会う事ができます。
八丁坂までの道は林道で代わり映えがしない道です。私は帰り道はこちらの道を選びました。
車道の脇に山道がみえました。車道のままでもモノレール車庫に合流しますが、ここの道が楽しいです。
ごつごつした登りごたえのある道が続きます。動画にありますが、岩場も乗り越えて行きます。
岩場や急登を登り切ると林道が出てきます。林道が出てきたらモノレール車庫も近いです。
ここがモノレール車庫です。ここの脇に山道があります。
モノレール車庫からずんずん歩いて行くと川を越えるカ所がでてきます。わかりやすく看板があるので迷う事はないと思います。
この岩場を過ぎたあたりから急登になります。休み休み登ります。ザレ場はないので歩きやすい山道です。
釜立林道から約2時間で焼山と姫路の分岐につきました。
ここから約10分ほど下ると避難小屋があります。ここを逃すと山頂までトイレがないのでここで済ましておきましょう。
比較的綺麗です。ただ、紙はないので持参必須です。ゴミ箱もないです。(冬期だからかな?)
避難小屋の中は清潔感ありました。
八丁坂へ
避難小屋でトイレを済ませたら、姫路へ向います。
ここからお楽しみ、八丁坂尾根歩きです。
左側は丹沢の山々がみえてとても開放てきです。
まっすぐの道に綺麗な木道が続いており、雰囲気も良いです。
塔ノ岳の時もそうでしたが、丹沢は自然を守るために木道が主流なのでしょうか?
歩きやすし、山も守れるのは一石二鳥ですね。
約1時間尾根歩きを楽しむと姫路に着きます。ここは富士山がよく見えます。
富士山を看れるビューポイントはここ姫路と山頂ですね。
姫路から蛭ヶ岳へ
姫路で富士山を堪能した後は今回の目的地である蛭ヶ岳を目指します。
約3kmの道のりです。
姫路まで折角登ってきましたが、一度下ります。
姫路から700m歩いたこの写真あたりが最低コルです。
後は登るだけ。登り切った先には上手い山頂飯があります。
ここあたりから、頭の中は「カレー♪カレー♪カレー・・・(まだ?)」となっていました。
さて、登ります。綺麗に整備されている山道を登ります。
整備されている山道が出てきたらもうすぐ山頂と思いますよね?
ここまだまだなんです。ここから約1時間ぐらい登ります。
ひょっこり富士山です。富士山みれなくてがっかりしないで下さい。山頂に近づけばばっちしみれますから。
この辺りから視界が開けて気持ちのいい道が続きます。
丹沢の山々が一望できて気分があがります。
登ってきてよかったなと思いますね。
蛭ヶ岳山荘の山頂飯
はい、約5時間をかけて登り切りました。
いやー大変でした。疲れました。でも、これでいいんです。身体はご飯を欲しています。
ガツンとしたご飯を望んでいます。
さあ、山頂の景色もそこそこでカレーの元へ行きます。
カレー!!!!美味しそう!!!!!
小屋でも食べることができますが、山頂のデッキで食べることもできます。
頑張って登ってよかったなと思います。
是非、うまい山頂飯を食べて欲しいです。
絶景、疲れた身体、愛情籠もった暖かいご飯は絶品ですよ。
駐車場とトイレ
青根浄水場駐車場に停めました。
確実を取るのか、登山口までの近さを取るのか、ここは個人の考え方ですね。
私は確実を取りました。
歩くのは大変でしたが、山で散々歩くので20分ぐらい増えてもいいかなと思いました。
トイレは青根浄水場駐車場にも釜立林道駐車場にもありません。
最初のトイレは避難小屋のトイレになります。
トイレは済ませてから登り始めましょう。
まとめ
今回はうまい山頂飯がある蛭ヶ岳についてでした。
往復9時間の山行ですが、登る価値があると思います。
是非、うまい山頂飯を食べに登ってみて下さい。
このブログが山行計画の一助になれば幸いです。
▼丹沢の代表格、塔ノ岳~三ノ岳経由~のブログです▼
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