今まで登っていた山に物足りなさを感じている方はステップアップ時期です。
今までは400mの標高差でも一杯一杯だったけど、今は余裕で歩ける人。
もっと長い距離を歩いて絶景を観てみたいと思う人。
そう思う登山者さんへ朗報です。
とても丁度良い登山ルートがあります。
その山は天狗岳です。特に唐沢鉱泉から登る天狗岳の周回コースがお薦めです。
丁度良いとは、ステップアップに丁度いいという意味です。
今よりも長距離を歩けて、危険箇所も少なく、景色が抜群に良く満足度も高い。
天狗岳はまさにそのような山です。
コースタイム(CT)が約6時間、尾根歩きも岩場歩きも稜線歩きも楽しめる、八ヶ岳の代名詞でもある「苔」も充分に眺める事ができる、そして、下山後は目の前にある唐沢鉱泉で温泉に入ることができる。
みんなの山で叶えたい願いがぎゅっと詰まった贅沢コースです。
山のグレーディング表でも天狗岳は体力度3、技術的内度Bなので、日帰り可能で比較的登りやすいと記載されています。(山のグレーディングという全国共通のグレード表があります。体力度1~10、技術的難易度はA~Eまであります。)
しかし、「本当に登りやすいの」と不安に思う方もいると思います。
ここでは、なぜ天狗岳がスキルアップに最適なのか、天狗岳コースの様子などお伝えします。
では、いってみましょう。
【注意】
登山は事前計画が大切です。事故なく楽しく登山をするために、体調面含め必要な登山用品を準備してから登りましょう。
イメージ動画
八ヶ岳の天狗岳周回コースをサクッとイメージしたい方はこちらをご覧ください。
5月に登ったので残雪があります。ただ、ほとんど夏道でした。
八ヶ岳の天狗岳がスキルアップに最適な理由
八ヶ岳連峰の天狗岳は、2600mを超える標高と日本百名山の一つに数えられる、登山愛好家にとって魅力的な山です。
唐沢鉱泉から登る周回コースは、初心者からベテランまで楽しめる人気のコースですが、特に登山スキルアップを目指す登山者にオススメしたいルートです。
変化に富んだ登山道
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天狗岳周回コースは、登山道が変化に富んでいる点が魅力です。樹林帯、岩場、ガレ場など、様々な地形を経験することで、歩行技術や読図能力、ルートファインディング能力を向上させることができます。
最初は苔むす森を歩いて行きます。木の根などありますが、今まで経験してきた登山道と変わりはないはずです。
標高を上げていくと岩場などが出てきますが、足下に気を付ければ問題ないでしょう。
西天狗岳への分岐に来ると尾根道へと続きます。
そこから、よじ登るような箇所がありますが、それを過ぎれば展望が開けた道へ出ます。
第一展望台、第二展望台を過ぎると岩場登りが始まります。
遠くから観るよりも登りやすいです。しかし、バランスを崩せば滑落の危険性があります。
岩に印が付いていますが、自分で適切な道を見定めて歩かなければなりません。
ここでルートファイディングの力が養われるでしょう。
ポイントは歩きやすい道を探す事です。
遠くの到達点を観ながら、足を大きく上げずに済むか、浮き石などで不安定にならないかなどを探して進みます。
安全な登攀技術や滑落防止技術を学ぶことができます。また、高所での体調管理やリスク管理についても実践的に学ぶことができます。
適切な距離と標高差
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コースの距離は約12km、標高差は約1,000mと、初心者でも無理なく挑戦できる範囲です。しかし、後半は急登が続くので、体力強化にも効果的です。
高尾山の標高差は約400m、蓼科山は約800mです。
4桁の標高差にびっくりするかも知れませんが、今まで登ってきた山を考えると不可能な数字ではありません。
登山には、心肺機能や筋力が高ければ高いほど楽に登る事ができます。
今までのように楽に登れる山を登ってもこの二つは鍛えられません。
適度な負荷が必要です。
今までの山よりも標高200mが加わると歩く距離も2時間ほど増えます。
この負荷がスキルアップに繋がります。
このルートを楽に登れるようになったら、北アルプスの女王である燕岳や涸沢も夢ではありません。
もし、八ヶ岳では観る事が出来ない北アルプスの景色を観たいなら、この天狗岳周回コースはいいトレーニングコースの一つになります。
もし、少し体力が心配、膝痛が出ないか心配という方はトレッキングポールを持参しましょう。
これは山道具屋さん、山ガイドさんなど山に精通している皆さんも言っています。
道理は簡単で、2本足で歩くよりも4本足で歩いた方が楽だよねって話です。
自分の体重+荷物+着地衝撃力が足に加わります。
かなりの負担がかかります。
なので、4本足で歩きましょう。
コスパが良く適度に軽く取り扱いやすいトレッキングポールは老舗のシナノが発売しているトレッキングポールです。
今のトレッキングポールに少しでも不満がある方は手に取ってみてください。
充実した山小屋サポート
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唐沢鉱泉と黒百合ヒュッテの2つの山小屋が点在しており、休憩や宿泊を挟むことができます。荷物を預けたり、食事をとったりできるので、無理なく登山を楽しめます。
初めてのCT6時間山行は思った以上に疲れます。
もしかしたら、ヘトヘトになってしまう人もいるでしょう。
この周回コースの中間地点に黒百合ヒュッテがあります。
本当に丁度良い場所にありますので、昼食休憩に名物のビーフシチューを食べてもいいでしょう。
エネルギーチャージをすると疲労回復に繋がり、残りの山行も歩く事ができます。
西天狗岳から登るとお昼ぐらいに黒百合ヒュッテに到着できるので、西天狗岳周りがオススメです。
達成感と充実感
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山頂からは、八ヶ岳連峰の雄大な景色はもちろん、富士山や南アルプスの山々も見渡せます。達成感と充実感を味わえるでしょう。
特に西天狗岳から東天狗岳への稜線がオススメです。
八ヶ岳の稜線は南八ヶ岳の岩稜帯が有名ですが、ある程度のレベルを要します。
狭い岩稜帯を三点確保しながら歩かなければなりません。
もちろん、ルートファイディング技術も要求されます。
しかし、西天狗岳と東天狗岳の稜線はそのようなハイスキルは不要です。
これから登る東天狗岳を眺めながら気持ちのいい稜線を歩きます。
CT6時間を登り切った達成感や八ヶ岳の主峰赤岳の雄大さや遠くにある山々を観られる充実感に心が満たされると思います。
登山ルートの概要
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標高2646mある北八ヶ岳の顔とも言える天狗岳です。
南八ヶ岳と北八ヶ岳の真ん中に位置しているため、どちらへも縦走する事が可能な山です。
今回は唐沢鉱泉から西天狗岳へ登り、東天狗岳へ縦走する周回コースで登ります。
このコースを選んだ理由は周回コースが楽しめる、素晴らしい稜線が体験できるからです。
基本、ピストンルートよりも周回コースの方が好きです。
同じ道ではなく違う道を歩きたいからです。
同じ道でも違う景色に観られるので楽しいのですが、折角なら違う道を歩きたいという思いがあります。
唐沢鉱泉と夏沢鉱泉への分岐を唐沢鉱泉方面へ進みます。
グリーンシーズンは整備されていますが、積雪期は除雪車が入らないので注意しましょう。
唐沢鉱泉の無料駐車場があります。登山口はわかりやすく表示されているので、迷う事はありません。
CT6時間、標高差約1000mの道のりです。尾根道、苔むす森、稜線、岩場と多岐にわたる登山道が待っています。
始まりから終わりまで充実度が高い登山道です。
登山ルートの紹介
様々な山容を魅せてくれる天狗岳周回コース。
登山道のイメージをつかむことが安心に繋がります。
ここから写真も交えて解説していきますので、参考にしてください。
唐沢鉱泉から展望台まで
唐沢鉱泉から登山開始です。
朝5時ぐらいから登り始めました。6月は日が昇るのが早いから朝早く活動出来ていいですね。
まだ残雪期ですが、少しずつ春が訪れています。
山の春も夏も短いからチャンスは逃さないようにしないようにしたいです。
さて、川を越えて西天狗岳へ向います。
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東天狗岳から登れるのですが、逆光時間が短い西天狗岳周りを選びました。
西天狗岳も丁度展望台あたりでは逆光になりますが、東天狗岳よりも短いです。
西天狗岳は南側から登るので、日当たりがいいのでしょうか。苔が少ないです。
一方、東天狗岳は北側にあるので苔むす森になっています。
同じ山域なのに、違う雰囲気を楽しめるので嬉しいです。
登り初めは岩よりも木の根が多い道を歩きます。
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斜度もそこまできつくなく楽しく登る事ができます。
登山開始して標高200m登ると木の根よりも岩が増えて来ました。
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北八ヶ岳は古くから活発な火山活動をしてきた火山群で、現在も活火山に指定されている横岳をはじめ、多くの火山地形が残されています。
北八ヶ岳の岩場は、主に溶岩や火砕岩によって形成されています。これらの岩場は、登山道脇に露出しているものや、山頂付近に広がるものなど、様々な場所で見ることができます。
なので、北八ヶ岳は全体に雰囲気が似ています。
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さて、西天狗岳への尾根に到着しました。ここを登ると展望台へ到着します。
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尾根とは山麓から山頂に向かって延びる細長い隆起部分を指します。山を正面から見たときに、縦に盛り上がっている部分と言えば分かりやすいでしょう。
尾根道を登って行くとやっと展望台へと着きました。
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ここはとても気持ちのいい場所です。
硫黄岳など南八ヶ岳やアルプスの貴公子である甲斐駒ヶ岳など南アルプスを観る事ができます。
素晴らしいですね。
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ここを山頂にしてもいいですが、もう少し頑張ればもっと素敵な景色を観ることができます。
岩場登りから西天狗岳登頂
展望台から岩場を観てみましょう。断崖絶壁のような急な岩場に見えます。
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ここは本当に登山道なのかと疑問に持ってしまいますが、岩に印が付いているのであそこを登るのでしょう。
とりあえず行ってみましょう。
登れなければ、引き返せばいいですからね。
さて、岩場の取り付けに到着しました。うん。登れそうですね。
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印もありますが、自分でもルートファインでイングしながら安全に登って行きます。
登った感想は意外にも登りやすい道でした。足場は広く斜度はそこまできつくありません。
印もしっかりあるので、ルートファイディングが苦手な人でも安心です。
ただ、このように倒れれば下まで落ちてしまうので気を付けましょう。
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ちなみに、人間は加齢と共にバランス感覚は低下します。
昨年は大丈夫でも今年はわかりません。
慢心せずに気を付けましょう。
また、今までとは違う身体の動かし方なので息も上がります。
息が上がる程の運動は乳酸値があがり筋肉疲労へとつながります。
息を整え、ゆっくり登る事で後半の東天狗岳への急登も楽に登れます。
さて、岩場を登り切ると西天狗岳までもうすぐです。
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頑張りましょう。
やっとこそ西天狗岳へ到着しました。
西天狗岳からの景色はこちらです。
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赤岳、硫黄岳、阿弥陀岳など猛々しい岩稜帯を持つ南八ヶ岳を眺める事ができます。
もちろん、これから向う東天狗岳へ向う稜線も観る事ができます。
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さあ、お目当ての稜線へ向いましょう。
東天狗岳へ続く稜線
東天狗岳へ向う前にこのザレ場を下らなければなりません。
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ここは足を取られるので、トレッキングポールがあった方が歩きやすいでしょう。
ここを下った時に振り返ると急な下りだった事がよくわかります。
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一歩ずつ慎重に歩けば転がり落ちうる事はありません。
また、ここの下りで一歩を大きく走るように降りてしまうと、筋肉が疲労してしまいます。
下りの筋肉は速筋です。速筋は爆発的な力を発揮しますが、すぐ疲れてしまいます。
短距離走は速筋を使います。あの爆速を1km維持できません。
速筋が疲れてしまい、力が発揮できなくなります。
なので、疲れないように歩く事が必要です。
また、トレッキングポールを活用しましょう。
かなり有効です。
さて、無事に降りる事ができました。ここからは素敵な稜線を歩きます。
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アルプスとも違う八ヶ岳にしか出せない雰囲気があります。
冬から春へ向う季節の移り変わりもいいアクセントになっていたと思います。
秋の時期も草紅葉が美しいでしょうね。
ウキウキ歩いていたのもつかの間、目の前には東天狗岳への急登が現れました。
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約30分で登り切れるようなので、頑張ります。
ザレ場なので足がすくわれてしまいますが、急がずゆっくり登りましょう。
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そして、東天狗岳に到着しました。
無事に到着しました。
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展望は好みによりますが、個人的には西天狗岳の方が好きです。
ここからは硫黄岳を大きく観る事ができますが、赤岳や南アルプスは観る事ができません。
多くの山を観たい場合は西天狗岳がオススメです。
東天狗岳は南八ヶ岳方面から登れるので、縦走をしたい方にぴったりです。
周回コースならばどちらのいい所をとれるのでオススメです。
ちなみに、天狗岳の由来になった天狗岩をここで観る事ができます。
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まあ、観ようによっては天狗に見えますねw
黒百合ヒュッテまでの道のりと下山
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下山を開始します。黒百合ヒュッテまでは約200m下山します。
今回は中山峠経由で黒百合ヒュッテへ降りる予定です。
歩きやすいかなと思い選びましたが、天狗の奥庭で池を観ても良かったです。
開けた場所をずっと歩けるので、景色がいいそうです。
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今度はこちらを歩こうと思いました。
黒百合ヒュッテまでは約1時間です。最初は岩場を下っていきます。
少し狭い箇所もありますが、切り立った場所ではないので、滑落リスクも少ないです。
天狗の奥庭ではなく中山峠方面へ進むと大きな岩場折り重なった場所へ着きます。
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ここはトレッキングポールはしまって、三点確保しながら下る方がいいでしょう。
少しの距離なので面倒くさいと思いますが、転倒予防のために三点確保をオススメします。
岩場を下ると整備された木道に出ます。
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歩きやすい道が続きます。歩きやすい道が続くということは山小屋が近い事が多いです。
もうすぐで到着すると思うとホッとします。
木道を進むと中山峠が出てきました。
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中山峠に到着すると後10分で黒百合ヒュッテです。
よく整備された木道を更に歩くと突然開けた場所にでたと思ったらそこは黒百合ヒュッテのテント場でした。
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かなり広く整備されたテント場なので過ごしやすいです。
見晴らしもいいので、星空も綺麗に観る事ができるので積雪期にテント泊登山で訪れたいですね。
黒百合ヒュッテ名物のビーフシチューはそれまで我慢します。
冬に食べる暖かい食べ物はさぞ美味しいでしょうね。
今から楽しみです。
黒百合ヒュッテはベンチも多く外で休憩しやすいです。
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体力的に限界が近づいている人はココで大休憩をする事をオススメします。
休憩時にしっかり水分とエネルギーを摂取する事で疲労も回復します。
黒百合ヒュッテでしっかり休憩後はひたすら下っていきます。
ここからは北側かつ川のそばなので、苔がキラキラしています。
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緑が濃くて、これぞ八ヶ岳の苔!!を感じる事が出来ます。
八ヶ岳に来たらキラキラした苔を観たいですよね。
日本には約500種類の苔がありますが、八ヶ岳にはそのうち1/4の苔が生えています。
そのため、八ヶ岳でも一つとして同じような道がないのでしょう。
どの道も苔の種類が微妙に違うから雰囲気が違います。
ジュラシックパークの様な雰囲気、ジブリみたいな雰囲気など様々な雰囲気を楽しめます。
苔と川があるので、岩は滑りやすいので気を付けましょう。
それ以外、危険箇所はありません。
苔を楽しみながら歩いているとあっという間に唐沢鉱泉に到着します。
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適度な標高と距離でとても楽しく登れました。
登れば登るほど新たな山容に出会えて、とても楽しい山行でした。
駐車場と温泉
駐車場は唐沢鉱泉のちょっと下に登山者専用の駐車場があります。
無料で駐める事ができます。
駐車場の近くには有料トイレがあります。
階段を少し上りますが、バイオトイレなので清潔感あるトイレです。
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唐沢鉱泉さんがやっていない冬季は使用できません。トイレを済ませてから来ましょう。
温泉は唐沢鉱泉さんで入る事ができます。
よいお湯です。
どこか違う温泉に入ってもいいのですが、街中まで出るのに車で30分ほどかかります。
汗ぐちょで30分は辛いです。
唐沢鉱泉さんのお世話になる事をオススメします。
まとめ
唐沢鉱泉からの天狗岳の周回は初心者から脱却するためにオススメする登山コースです。
適度な標高差と距離、様々な山容からスキルアップできる登山道、ルートファインディングの練習、丁度のいい場所にある山小屋などスキルアップに必要な要素が含まれています。
今とは違う景色を楽しみたい、もっと高い山に登りたい方にはぴったりです。
自分らしい登山を楽しみましょう。
唐沢鉱泉に限らず八ヶ岳の駐車場を知りたい方はこちらを参考にしてください。
八ヶ岳の駐車場全てを調べる事ができます。
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