異性の気になる人や職場の先輩同僚、友達など日頃の思いや感謝を伝えたい。
言葉だけじゃなくて、プレゼントも贈りたいと思った時、ある事が気になります。
「重くないかな」
そう。関係性を超えた高価な物をプレゼントすると相手に負担感を与えてしまいます。
山グッズは高価な物が多いです。よかれと思い買ったけど、相手を恐縮させたら元も子もありません。
目的は相手に日頃の想いや感謝を伝える事です。
相手が心地よくなるよう、相手の事を考えてプレゼントを選びましょう。
ここで終わりにすると、
「それがわからないからこのブログを読んでいるのに‼︎」
となってしまいますよね。
安心してください。
山好きで月3回登っている私が、山好きな人へ「重くない」プレゼントを真剣に考えました。
「重たくない」とは、相手に気を遣わせないという事です。
純粋に「嬉しい」と思ってもらえるような山グッズを厳選しました。
登山をしているから、山好きだから、思いつく品ばかりです。きっとあなたの力になれると思います。
番外編として、相手が持っていなかったら絶対喜ぶ山グッズ、これはいらない登山グッズなど色々ご紹介します。
相手に合った山グッズを紹介しているので、プレゼント選びの参考になると思います。
是非、山好きさんへ日頃の思いをプレゼント共に伝えてみてください。
参考になれば嬉しいです。では、いってみましょ‼︎
【注意】
今回はsakizaki調べになっています。ここの山グッズはあくまでも参考商品です。かなり個人的主観も含まれているのでそこはご了承ください。あなたが相手を思って渡したプレゼントが正解です。
プレゼントに「重たくない」山グッズBEST5
5位:手袋
手の大きさを悩んでしまう可能性があるので、第5位にしました。
さて、下界で渡したら、とても意味深な雰囲気が出てしまうのが手袋です。
しかし、山では別です。
山での手袋は、大工が金槌を持つような、医者が聴診器を持つように仕事道具と同レベルです。
その名の通り、登山道具です。
どの山域でも使うのは手袋です。秋山、冬山なら低体温症予防で必要ですし、岩稜帯を歩く人には怪我防止に役立ちます。
巷には様々な手袋が売られていますが、その中で、おしゃれでかつ実用的な手袋を紹介します。
それが、ノースフェイスのトレッキンググローブです。ノースフェイスってだけでもうお洒落です。
このトレッキンググローブはスマートフォン対応しているので、手袋を付けたまま操作が可能です。
また、指先が合皮になったため、岩などでやぶけにくくなりました。
なので、岩稜帯を好んでいる山好きさんには長く使ってもらえます。
岩稜帯には行かない山好きさんには、ウィンドストッパーイーチップグローブがおすすめです。
その名の通り、風を遮断してくれるので、手の体温を奪われることがないです。
手がかじかんで力が入らないと、いざというときに捕まることができす、思わぬ怪我に繋がります。
手の保温と保護は登山をする上でとても大切です。
女性ならSサイズ、男性ならMサイズ以上で良いともいます。
送別の品や感謝のプレゼント、誕生日プレゼントなどにぴったりの山グッズです。
4位:手拭い
プレゼントにしてはちょっと馴染みがないので、第4位にしました。
普段の生活であまり馴染みのない手ぬぐいですが、山登りの民は超ポピュラー商品です。
山小屋では、主力商品として売られています。
登った山の手ぬぐいを集めている方もいるほどです。
手ぬぐいの良いところは汗で濡れたとしても、すぐ乾くところ。加えて、とても軽いことです。
タオルでもいいじゃんと思うでしょ?しかし、タオルは使いが手が悪いです。
なぜならば、かさばり、乾きにくいからです。
その点、手ぬぐいはとても勝手が良いです。速乾性タオルよりもいいです。
もし捻挫をした場合、固定用具にもなります。とっても便利ですね。
値段もそこまで高くないので、気軽にプレゼントするのにぴったりです。
手ぬぐいを首に巻いている方が多いので、それぐらいの長さがあればいいでしょう。
もし、少し派手な手ぬぐいをお探しならば、Buffの手ぬぐいを。古風に登山の安全を祈願するならヤマノモリの手ぬぐいを選んでみてはいかがでしょうか。
地味になりやすい登山服に華やかな差し色を加えてみてもいいかもしれません。より気分が上がる事間違いなしです。
buffは手ぬぐいだけではなく、約10通りの使い方が可能です。
長く使ってもらえますね。
3位:ドライサック
貰ったらとても嬉しいけど、値段もそこそこ高いため第3位にしました。
これは登山しない方は知らないと思います。
荷物を小分けにする収納袋全般を指します。ここでは、加えて圧縮機能がある商品をおすすめします。
おすすめしたいのがシートゥーサミットのドライサックです。
これはとても便利です。
山は軽い、小さいが正義です。
重たいと歩くのがしんどいです。できる限り軽くしたいです。
ザックには限りあります。できる限りかさばるモノは小さくしたいんです。
シートゥーサミットのドライサックは軽くて、圧縮できて、水にも強いです。
登山で必要だけど、かさばるもの代表が「登山服」です。
雨に濡れた場合の着替え、次の日の着替え、小屋泊もしくはテント泊で過ごす服などなど。多くの方が着替えを持って登山をします。
ね、それなりの容量になりそうでしょ。
そこで、圧縮袋の出番です。
これがかなり圧縮できるので場所の節約になります。
場所が空けば、他にお楽しみグッツ(カメラ、三脚、ガスバーナー、コーヒー用品など)を持つ事ができます。
ドライサックは収納袋なのでいくらあっても困る事はありません。
容量が小さいのは登山服、容量が大きいドライサックなら登山服+シュラフなど色々カスタマイズできるので大丈夫です。
テント泊する人は13L、小屋泊は8Lぐらいがちょうど良いです。
そして、このドライザックの良いところは圧縮できる事だけではなく、うるさくない事です。
「うるさくない?」と思うでしょ。
コンビニなどで貰うビニール袋わかりますか?
あれを触るとガサガサと音がしますよね?あれが山ではトラブルの元になるんです。
山小屋はコロナ前と比べて多少プライベート空間ができましたが、基本大部屋に雑魚寝です。
自分が発する音はみんなの音。それぐらい音は筒抜けです。
早く寝たいのに隣でビニール袋をがさごそ。。。これは中々しんどいです。寝られません。
一方、ドライザックの中身を漁っても音がしません。
ドライサックは自分も他の登山者も幸せにします。
2位:靴下
第1位にしてもいいけど、値段がちょっと高いから泣く泣く第2位になりました。
消耗品は相手の負担にならないモノNO1です。
靴下はその代名詞です。
山の靴下は普通の靴下と違ってそれなりにいい値です。
普通の靴下は500円とかですが、山の靴下は3000円ぐらいします。
山をしない人なら「高い!!」って思うでしょ。
でも、それぐらい機能性が高い靴下じゃ無いと大変な事が起きてしまうんです。
それは低体温症。ひどい場合は凍傷です。
足はとっても汗をかきやすいです。
速乾性が低いモノや保温性が欠けているモノだと汗冷えによる低体温症や凍傷へ繋がります。
結果、値段が高くなるのです。靴下なのに。
値段が高いから長く使いたいけど、定期的に交換しなければなりません。靴下だから。
なので、プレゼントでもらえると飛び上がって喜ぶ登山グッズの1つです。
ただ、どの靴下を選べばいいかわからないと思うので一つ私のお薦めの靴下をお伝えします。
それは、スマートウールの靴下です。
これはとてもいい。
とにかく、暖かくて気持ちが良く履き心地が抜群です。
下記の写真は冬用靴下です。
メリノウールを使っているので、汗をかいてもすぐ乾き、暖かいです。
肌さわりもよく、ずっと履いていたくなる心地よさです。
こんなようにメリノウールが起毛しており、暖かい空気は保ちつつ、通気性を高めています。
初冬(10月、11月)ならば、3シーズン登山靴でも冷たくなく過ごすことが出来ます。
登山しない人でも一足欲しい一品です。
1位:ナルゲン
栄えある第1位はナルゲンです。値段と手軽に渡せるため、第1位にしました。
ナルゲンって知っていますか。
透明で軽い水筒です。
水もお湯も入れることが出来るので、夏山や冬山共に使う事ができます。
冬山ではお湯を入れて湯たんぽにする事もできるので重宝しています。
ナルゲンは0.3~1Lと幅が広いです。
1番使い勝手がいいサイズは0.5lサイズです。
水も、お湯も、行動食のナッツや柿ピーなどなんでも入れる事ができるベストサイズです。
値段も2000円くらいで、相手に気を遣わせないちょうど良い品です。
仕事でも、ハイキングでも使用用途が沢山あるため、何個持っていても困らない登山グッツです。
自分では買うには少し高いけど、欲しいモノ代表の登山グッズです。
何をプレゼントしたらいいかわからない。でも、相手に喜んで欲しい時に渡すのにぴったりの品です。
持ってなければ絶対喜ぶ山グッズBEST5
先ほどは「重たくない」プレゼントBEST5を紹介しました。
ここからは色々BEST5を紹介します。
まずは、相手が持っていなければ絶対喜ぶ登山グッツを紹介します。
絶対喜ぶという定義は「欲しいけど、なかなか自分では買うのには考えてしまうモノ」です。
日常生活でもありませんか?
欲しいけど、買おうかどうしようかずっと悩んでいる品。生活を豊かにするってわかっているんだけど、悩ましい品。
登山グッズにもあるんです。
登山服や登山靴、ザックなどなければ登山ができないモノは買うんです。
でも、これから紹介する登山グッズはなくても登山する事は可能です。
ただ、登山という非日常生活をより楽しい時間となるよう手助けするグッズ達です。
もし、持っていない事を知っていれば絶対喜ぶと思います。
では、いってみましょう。
5位:保温ボトル
それなりに高価で、使用期間が限られているため第5位にしました。
さて、保温ボトルこと、山専用ボトルとも言われています。
それほどまでに軽いのに、保温性は抜群です。
朝入れた熱湯が山頂でもまだ暖かい。舌を火傷する程です。
冬山の登山はお湯が欠かせません。
登っているときは水でいいのですが、休憩中や山頂は寒いです。
その時にお湯でほっと一息を付きたくなります。
個人的には、凜とした空気の中でお湯とあんパンを食べるのが好きです。
山専用ボトルで1番有名なメーカーはサーモスです。特にこのボトルは保温性と軽さで有名です。
山以外にも、冬キャンプでも使えるので汎用性は高いです。
持っていなければ喜ぶでしょう。
4位:サングラス
色、形、サイズなど好みもあり、15000円と高価なので第4位にしました。
夏のきつい日差し、雪山での太陽の照り返し、暴風。目を守る為に必要な山グッズ。
それがサングラスです。
でも、多くの登山者は持っていません。
何故かというと、普段欠け慣れないモノである以上にお洒落はハイカーが付けている印象が強いからだと思います。(結構、個人的意見)
でも、サングラスを付けると眼精疲労が軽減されます。
その理由は紫外線を遮断するからです。紫外線のストレスが眼精疲労へとつながります。
また、目の色素が薄い人は虹彩(目の組織の一つ)のメラニン量が少ないです。
虹彩は光量を調整するので、色素が薄い人ほど光を眩しいと感じやすいです。
外国の方々がサングラスをしている理由は虹彩の色素が薄く眩しいと感じるためです。
と言うわけで、サングラスはお洒落ではなく、自分の目を守るために必須山グッズです。
山だけではなく、海・街中・車の運転でもどこでも使えます。
紫外線カットはもちろん、偏光グラスなので美しい景色はそのままにして目に映ります。また、軽くて長時間付けていられます。
スポーツタイプではなく、シティータイプなので人を選びません。
3位:サコッシュ
サコッシュとは手提げのような、ちょっとした小物を入れる登山グッズです。
肩掛けから、ザックに取り付けられるモノまで様々です。
オススメのサコッシュはパーゴワークスのスナップです。
肩掛け紐がないので、ザックを下ろした後は手で持たないといけません。
しかし、ザックのショルダー部分に取り付けられるので、ザックを降ろさなくてもスマートフォンや財布など貴重品などすぐ取り出せます。
前ポケットにはサングラスなど入れられます。
取り付ける事でザックの収納場所が増えるので、とても便利です。
一方、肩掛け紐があるサコッシュならば、お散歩の時にも便利です。
ただ、ザックの重みで紐が肩にくい込むため、細身の肩は鎖骨にあたり痛いです。
しかし、あまり重たいモノは入れないので、そこま支障はないです。
上記二つの間を取ったのが、こちらの商品です。
前に付けるため、胸前にサコッシュが位置します。
人によっては邪魔に思うかもしれませんが、写真が趣味の人にはレンズ交換が素早く行えるのでいいでしょう。
もちろん、肩掛けもあるので、お散歩もしやすいです。
サコッシュは色々種類があっても使い方は無限です。
持っていない形状のサコッシュは登山スタイルによって交換できるので喜ばれます。
ただ、一長一短あるのは事実です。そういう理由で第3位にしました。
2位:折りたたみ座布団
意外に持っていないし、購入優先度は高くないけど、持っていれば山生活が豊かになるため第2位にしました。
「パタパタ折りたたみ座布団ってなんだろう?」って思うでしょう。
その名の通り、小さく折りたためる座布団です。
「テント泊に使うマットレスならわかるけど、座布団っている?」って思うでしょう。
これが結構使い勝手がいいんです。
山はイメージの通り椅子なんてありません。土や草や岩しかありません。平坦な場所も少ないです。
山小屋には椅子やテーブルがありますが、数に限りがあります。
テント場も丸太があったり、なかったりと。座る場所がないと思っていていいでしょう。
では、折りたたみの椅子を持って行くかと問われると躊躇する人もいます。
重いし、嵩張るし、設置する場所も選ぶので選択しづらいからです。
そこで、折りたたみ座布団です。
これなら場所も選ばないし、嵩張らないし、重くない。
遠足で使うシート感覚で使えるから山頂で腰を下ろしてご飯を食べる時、テントの外で過ごしたいときにお尻を汚さずに、安定して座れます。
雪があっても冷たくないです。
山頂でゆっくりしたい方、山小屋でテント泊を満喫したい方にはおすすめです。
1位:コーヒーミル
栄えある第1位。なんと言ってもこれです。
コーヒーミル。
持っていなくても全く困らない品。
でも、山で飲むコーヒーのおいしさを知っている人はいつか自分で豆を挽いてコーヒーを淹れたいという願望を持っています。
そう。ただの自己満足とわかっているけども、欲しい山好き&コーヒー好きな人は多いです。
でも、手が出ないんです。
それは何故かという、登山を快適にするグッズの中では優先度が低いからです。
コーヒーミルの値段はおおよそ8000円です。
このお金をメリノウールのベースレイヤー(登山服)と天秤ににかけると、ベースレイヤーに軍配があがります。
そう、ベースレイヤーは登山を快適にするのに直結する大切なアイテムだからです。
と言うわけで、中々買う順番が来ません。
なので、これを貰ったらとっても喜びます。
欲しくて欲しくて買いたいと思っていたけど、中々順番が来ない品です。
これがあるのとないのでは、山で過ごす時間の豊かさが異なります。それぐらい価値のある山グッズです。
ついでに、リッパーも添えると尚嬉しいです。
縦走する人は絶対喜ぶ山グッズBEST5
さて、コアなテーマが来ました。縦走って何?って話ですが、縦走とは山と山を結ぶ稜線を歩く事です。
標高が高い道を長距離歩くという事は日帰りは困難です。
山の上にある山小屋かテント泊をする必要があります。
また、縦走をする場合は山と山の間を歩くので、困ったときに山小屋があるとは限りません。
という、ちょっと冒険感溢れるスキルが要求される登山スタイルです。
このような登山を楽しまれている方に最適な山グッズを紹介します。
第5位:ホットアイマスク
嬉しいけど、人によっては「?」が浮かぶかも知れないので第5位です。
縦走は山で宿泊をします。いつもとは違う布団、枕、環境だと寝られない人も多いでしょう。
そこで、役立つのがこのホットアイマスクです。
ホットがミソです。
人は温かいものに触れると副交感神経が優位となり、リラックスモードになります。
また、人には感覚器があります。
眠る事に関して言えば、この感覚器を遮断する事で眠りへと導かれます。
目をつぶっていてもなんだか光を感じる事があります。これが刺激となり眠りを妨げます。
そこで、感覚を遮断し、暖かさを与えてくれるホットアイマスクは快眠を得るにはとても有能は山グッズです。
街ではレンジでチンのホットアイマスクが売られていますが、山では電化製品はありませんので、使い切りホットアイマスクが便利。
軽く小さいのに効果は抜群の凄腕山グッズです。
第4位:日焼け止め
敏感肌の人にはモノを選ばなければならないので、第4位です。
これは縦走に限らずアウトドアをする人全ての方に必須です。
でも、より縦走する方にはおすすめです。
それは太陽光を遮る木々がない道を永遠と歩くからです。
地域によって違いはあれども、標高2500mほどになると森林限界になります。(北海道は標高2000mぐらい)
そうすると、太陽の光をもろに受けます。雪山ならば上からも下からも紫外線が当たります。
日焼け止めを塗らなければ丸こげです。
日焼けはいわゆる熱傷です。
熱傷には分類が1度からⅢ度まであり、Ⅰ度の症状は発赤です。Ⅱ度は皮膚に水疱などが出来た状態です。
なので、日焼けは熱傷分類Ⅰ度、ひどくなるとⅡ度です。
ひどくなると病院を受診しなければならないので、そうならない為にも予防が大切です。
熱傷予防のために、縦走する登山者は日焼け止めを塗りたくります。
そう。塗りたくります。なので、すぐになくなります。
だから、もらえるととても嬉しいです。
また、女性の方は登山をしていても美しくいたいと思います。(男性もそうだと思いますが)
スキンアクアの日焼け止めは紫外線カットも申し分ない上に、肌を綺麗に見せてくれます。
化粧がしづらい登山で重宝します。男性も肌がワントーン明るくなるので、表情が一段と明るくなります。
第3位:アミノバイタル
味の好みがでますが、飲むと本当に筋肉痛が起きにくいので第3位。
縦走という激しい運動をすると筋肉が損傷(筋破壊)します。
しかし、アミノバイタルに含有されている必須アミノ酸(BCAA)を摂取する事で筋破壊が抑えられます。
筋肉の回復促進の効果も期待できるので、いつまでも歩き続ける事ができます。
つまり、アミノバイタルを摂取すれば、元気に完走する事ができるという訳です。
運動の前後と運動中も摂取します。大塚製薬の文献によると、BCAA2000mg摂取すれば2時間経過しても摂取前の数値以上を保てると言われています。
参考文献:https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/bcaa/timing/
なので、運動中は2時間に1回程度内服するといいでしょう。
1泊2日の縦走旅なら10個もあれば足ります。
実際、同じ運動強度(消費カロリーがほとんど同じ)の仙丈ヶ岳と瑞牆山で試してみました。
アミノバイタルを飲まなかった瑞牆山では次の日に筋肉痛がでました。
これも消耗品です。賞味期限内ならいくらあっても嬉しいものです。
大切な日に渡す山グッズとしては、少し味気ないかも知れませんが、日頃の何気ないプレゼントにはぴったりの山グッズだと思います。
第2位:ヒートシートサバイバルブランケット
命を守る山グッズ、でもちょっと実用感溢れすぎなので第2位にしました。
サバイバルシートと言えば、馴染みがあるでしょう。
そう。銀シートの事です。
自分の体温70%を反射して身体を温めてくれる優れもの。
考えたくはありませんし、起きては困るのですが、縦走すればするほど遭難のリスクも高まります。
その時に役立つのが、サバイバルブランケット。
低体温からあなたの大切な人を守り、救助隊が来まで命の灯火を消さずに、耐えてくれるでしょう。
縦走だけではなく、他の登山スタイルの方にもおすすめしたいとこです。
緊急事態でしか、使えないというわけではなく、冷え込む時期のテント泊でも床にひくことで冷気を遮断する事もできます。
緊急時も、日常でも使える山グッズです。
薄いので、長い事使い続けると破れることもあります。また、長期間使わないとべったりくっついて剥がれなくなります。
定期的に交換する品なので、プレゼントに最適です。
第1位:ソーヤー ミニ
栄えある第1位に輝いたのはソーヤーミニ。自分の命を守り、他の人の命も守るので第1位にしました。
これは浄水器です。
山の上では水はとても貴重です。
多くの山小屋では雪解け水や雨水を利用しています。
山小屋さんのご厚意で濾過して、人が飲めるように調整して無料提供してくださるとこもありますが、まれです。
水の提供が出来ない山小屋もあります。
提供が出来ても濾過されていない雨水しかない場合もあります。
濾過されていない雨水を飲み水にするには煮沸消毒をしなければなりません。
これがとっても大変。以前、八ヶ岳縦走をした時に雨水から飲み水を作りましたが、1時間以上かかりました。
そこで、活躍するのが浄水器です。
また、縦走をすると川にも遭遇します。山小屋までまだまだ距離はあるけども水が枯渇した。
川はあるけど、飲めるのかわからない川水。
そこで、役立つのが浄水器。
お腹を壊さず、縦走を完走するためにも浄水器は必須。消耗品なのでいくつあっても嬉しい山グッズです。
浄水時間は1時間です。詳しくはこちらをご覧下さい。
意外といらないプレゼント5選
人から頂いたモノは基本嬉しいです。そして、大切に使いたいと思います。
ただ、不要なモノは不要です。残念ながら。
もう持っているモノ、1つあればいいもの、自分で選びたいモノなど色々なパターンがあります。
そこで、ここではいらない山グッツとその理由をお伝えします。
スプーン、フォーク、箸
だいたい山を登る人は持っています。テント泊派の人はもちろん、日帰りの人もだいたい持っている事が多いです。
そして、登山靴、ザック、登山服、レインウェアの次に購入するモノの一つです。
登山をしていると、山頂飯が食べたくなります。
最初はパンやおにぎり、次はラーメン、次はもう少し凝ったランチ。ここまで行くと次はテント泊に興味を持ち始めます。
なので、スプーン、フォーク、箸は初期に購入している場合が多いです。
個人でも購入しやすく、好きなモノを買っています。
一式あれば事が足りるので、複数持っている例は少ないでしょう。
例外的に、壊れて買い換えるというタイミングならば、飛んで喜びます。が、そのタイミングと渡したいタイミングが一致するかはわかりません。
なので、避けたほうが無難でしょう。
コップ
コップもスプーン、フォーク、箸などの食器と同様です。
一つあれば事足ります。
相手のコップがすぐ冷めやすく、重たいコップで買い換えを検討している場合はプレゼントしてもいいでしょう。
それか、よっぽど機能性の高いコップを見付けられたらプレゼントしても良いと思います。
山でのコップは軽いことはもちろん、冷めないコップが重宝されます。
何故かというと、山では暖まりたいからで。
標高が100mあがれば0.3度気温が下がります。高尾山でも下界よりも2度低いです。
これで風が吹けば、風速1mで体感温度1度さがります。
なので、冷めないコップは山で快適に過ごすためには必須なのです。
もし、プレゼント相手がすぐ冷めてしまうコップを持っていたら、サーモスのマグカップがお薦めです。
冷めにくく、取っ手に熱が伝わらない、蓋を付けたまま飲めるという素晴らしい機能が付いています。
山で暖かい飲み物を飲みホッとできるのは、何にも代えがたい幸せな瞬間です。
ザック
ザックは登山靴に続いて登山をする上で慎重に選びたい山グッズです。
なぜならば、身体にフィットしないとザックの重さで身体が振られてしまい、疲労の原因や転倒のリスクにつながるからです。
最近は背面長を調整できるザックもあり、一昔よりも自分の身体に合わせやすくなりましたが、使うにあたり一度背負ってみたいところです。
また、登山スタイルによってザックに求める機能面が異なります。
日帰りが多いのであれば、65Lのザックはオーバースペック過ぎる。逆に、テント泊には30Lは容量不足です。
ザックを背負ったまま水を飲みたい人はサイドポッケから水を取り出しやすい方がいいでしょう。
その人の登山スタイルに応じたザックを選べるならいいですが、そうで無ければ違う山グッズを渡した方がいいでしょう。
その方が長く大切に使ってもらえると思います。
カラビナ、笛、熊鈴
クライミングをする方にはカラビナ必要でしょうが、お洒落目的のカラビナな荷物になるので不要です。
欲しいと言っているなら話は別ですが、普通の登山には不要です。
笛も不要です。最近のザックには付属でついています。ザックのチェストストラップのカチャッと留める部分が笛の役割も有しています。
なので、あえて笛を渡さなくてもそれを吹けば事が足ります。
熊鈴は熊よけとして効果はあります。
しかし、ソロ登山者に限ります。グループ登山ならお話もするでしょう。それが、熊鈴の役割を担います。
本来の熊は臆病です。人の気配がすれば逃げます。人の話声がすればすっといなくなってくれます。
なので、ソロ登山をする方にはいいかもしれません。
ただ、ソロ登山の方は熊のリスクも知っているので、持っている可能性があります。熊鈴は一個で十分です。
登山服
プレゼント相手のサイズや好みを知らないならば、やめておいた方がいいでしょう。
登山服にも色々種類があります。
ポリエステル繊維、メリノウール、それらのハイブリッドなどです。
登山スタイルや選択する山で登山服を選んでいます。 なので、可愛いやかっこいいだけで選ぶと使用されずタンスの肥やしになる可能性があります。
ウールが多い商品は下着が透けやすいなど色々問題もあります。
避けた方が無難でしょう。
まとめ
山好きさんへ贈る重たくないプレゼントを中心に、持っていなければ喜ぶ山グッズ、縦走する人が喜ぶグッズ、意外といらない山グッズなどご紹介しました。
相手に感謝を伝えたいし、出来るなら喜ぶ顔がみたい。
誰もがそう思います。
このブログにて、少しでもそのお手伝いが出来たら幸いです。
最後に一言。あなたから貰うモノは全て嬉しいと思います。なので、あまり気にせず渡してください。
あなたと相手が今よりも幸せになりますように。
では、また会いましょう。
コメント