短時間の山行でも大満足できる大菩薩嶺。雪山初心者にもベテランにもおすすめできる。

他の山々
【景品表示に基づく表示】

本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

雪積もる1月上旬に大菩薩嶺を登りました。生意気にも「山行時間短いし、満足できるのかな」と思っていました。

ところがどっこい、予想に反してとても楽しい満足いく山行になりました。

なぜなら、プチ雪山登山が経験できたからです。

1月上旬は雪が積もっています。でも、八ヶ岳やアルプスみたいに雪道急登はないです。なので、雪を踏みしめるざくざくという音を楽しみながら歩く事が出来ます。

やはり、1~2月は雪が綺麗です。踏まれてもまた雪が降るから白さが維持されています。

そして、富士山を眺めながら歩く稜線はおすすめですね。しっかり雪化粧された富士山は綺麗でした。

さすが、日本百名山に選出されるだけあります。圧巻の景色がそこにありました。

富士山の御利益パワーを頂きました。パワースポットに匹敵する場所です。

山行時間は約3~4時間です。

中には「えー短い!!」と思う方もいるでしょう(そう、私です)

大菩薩嶺を登り、山行時間が短くても満足いく山がある事を学びました。

今回の記事で①1月の大菩薩嶺までの雪道の様子②稜線の様子の2点を解説します。

初心者にもベテラン登山者にもお勧めできる雪積もる1月の大菩薩嶺。

この記事が少しでも役立てると幸いです。

では、いってみましょう!!

【注意】

登山は事前計画が大切です。事故なく楽しく登山をするために、体調面含め必要な登山用品を準備してから登りましょう。

イメージ動画

今回の山行を3分程度の動画にまとめました。

さくっと確認したい方は下記の動画をご覧下さい。

今回のルート

今回のルートは上日川峠駐車場から富士見山荘方面へ向かい、大菩薩峠をぐるっと廻るルートです。

当初は唐松尾根には行かず、丸川峠へ行き上日川峠駐車場へ帰ってこようと思いましたが、稜線で満足した事と丸川峠からの下山ルートは遭難しやすいと聞きやめました。

地図の青色は標準よりも遅いタイムです。稜線当りはずいぶんのんびりしています。

稜線歩きを思う存分楽しんでいるのがよくわかります。

往復時間は約4時間でした。

ちなみに、私は上日川峠駐車場へなかなかたどり着けませんでした。

なぜなら、カーナビさんが丸川峠方面から廻ろうとしていたからです。

ここは冬期通行止めなので通ることができません。

もし、東京から車で来る際は気をつけて下さい。

勝沼ICで降りたら、すずらん荘方面の218号線の大菩薩初鹿野線から上日川峠駐車場を目指します。

フルーツラインを通り201号線の塩山停車場大菩薩嶺線へ向うと引き返すことになります。

201号線手前にも駐車場があり、丸川峠ルートから大菩薩嶺を目指すことができますが、おすすめしません。真っ暗でどこが登山道かわからないからです。

大菩薩嶺までの山道の様子

ロッヂ長兵衛さんの右側に登山道があります。道は凍結しています。7時に到着しましたが、駐車場は半分以上開いていました。

雪と土が交ざった感じです。日陰だから所々凍結してつるつるしていました。7時だけどまだ暗いですね。

少し登ります。日が差してきました。道もなだらかで余裕です。

雪が出てきました。日が雪を照らしてキラキラと綺麗でした。雪道ですが平坦なので歩きやすいです。

福ちゃん荘です。福ちゃん荘の近くに公衆トイレがあります。

富士見山荘方面へ行くと、後ろに富士山!!

今は木々に隠れていますが。山頂での富士山が楽しみです。

緩やかに登って行きます。息は乱れません。

雪道です。少し登ります。息が少しあがります。新雪もあるのでチェーンスパイクは不要でした。

稜線が近づいています。わくわく。

介山荘を抜けると、どどーん。

あれが噂の大菩薩峠。遠くにはこれから登る稜線が見えます。テンションあがります。

ただ、風がやばいですね。ハードシェルを着ました。

稜線の様子

青空に白い雪。少し緑。いいですね。

風は強いですが、そんなの気にならない美しさです。

後ろを振り返ると富士山が見えます。

もう少し上へ行けば富士山がどどーんって見えるはず!!

結構登ってきました。下に見えるのは介山荘です。

こうみると結構登ってきました。でも、介山荘からここまでで20分ぐらいですよ。

おっと。岩場が出てきました。

でも、写真で見るよりも遙かに登りやすいです。

足場はしっかりしているし、雪がない場所もあるので初心者でも登れます。

大分見通しがよくなりました。でも、まだ木々があります。

この時点で9時ぐらいです。山は昼ぐらいから雲が出てきます。

避難小屋でコーヒーとあんパンを食べたいし、唐松尾根でも綺麗な富士山が観たいですし。

先を急ぎます。

岩場を登り終えました。

おー。木々がなくなり360度パノラマです。他にも沢山の山々があります。

あれらは・・・三ツ峠山、杓子山、黒岳などの山梨の山々だと思われます。多分。

避難小屋を発見しました。

部屋の中にはベンチと2畳ぐらいの広間がありました。

ここにテント張れば寝られます。トイレはないですが。

避難小屋からみた景色です。過酷な雪山に少しほっとできる隠れ家みたいな雰囲気が好きです。

ここで身体を休め、登山者と憩い、再び登山へと出発する光景に感動するのは冬ならではなのでしょうか。

コーヒーが飲みたかった。あんパンが食べたかった。

コーヒーミルでゴリゴリ削りコーヒーを入れました。ほっとしました。

こういう一時が楽しいですね。

この写真、北欧の家っぽいなと思い撮影しました。

雪が沢山あって寒かったけど楽しかったです。

ありがとう、避難小屋。いってきます、避難小屋。

あ、ちなみに、さいの河原という名の避難小屋のようです。

さらに登り、標高2000m付近に到着しました。

標高によって様々な富士山がみれるのがいいですね。おすすめPOINTの一つです。

2000mまで来ました。ここから大菩薩嶺へ行くか、下山するか、丸川峠へ行くかのルートに分かれます。

大菩薩嶺では眺望がないため、下山を選択しました。

雪がもふもふしています。積雪30cmぐらいあると思います。

下山開始です。今年も宜しくお願いします、富士山。今年一年間の山行を見守って下さい。

安全な山行を心がけます。

さっき安全な登山するって誓ったのに。滑った。つるって滑りました。

もふもふ雪と背中にザックがあったから怪我はなかったです。

ここでチェーンスパイクを履きます。所々、土道もありますが、凍結した道は続きます。

履いていない人もいましたが、怪我したくないので、私は履きます。

唐松尾根です。

富士山は見えませんが、尾根らしい道です。

今までいた稜線が左側に見えます。

山あるある。さっきまであんなに高いところにいたんだ、私。ここでも山あるあるでますよ。

無事に降りてきました。よかった、よかった。11時過ぎです。まだ駐車場は余裕があります。ここはバス、タクシーも走っています。

マイカーがない方でも登りやすい山ですね。

付近の温泉

嵯峨塩館:日帰りあり、高級感あり、駐車場から20分ぐらい

やまと天目山温泉:日帰り温泉可能、お食事処あり、駐車場から25分ぐらい

大和福祉センター田野の湯:日帰り温泉可能、市の温泉施設、安い(610円)、駐車場から30分ぐらい

ほったらかし温泉:有名、景色抜群、フルーツラインの上にある、駐車場から50分くらい

さすが、山梨県です。色々温泉がありました。

気になる温泉へ行ってみて下さい。

あって良かった登山グッツ

チェーンスパイク

これがないと下山で悲劇をみます。初心者の方は必須アイテムです。

3000~6000円ぐらいなので、怪我するぐらいなら買いましょう。

1500~2000m級の山を登る方、2500mの秋登山をする方は持っていて損はないです。

安全を買いましょう(自己体験より)

バーナーなどの調理器具

雪山って暖かい飲み物が飲みたくなります。だって、寒いから。ほっとしたくなるんです。

そこで、湯を沸かすバーナー、クッカーが必要になります。

沸かしたお湯でコーヒーを飲んでも良し、カップラーメンを食べてもよし。

これがまた美味しいです。

平地では味わえない美味しさを感じる事ができます。

雪山、寒さ、ここまで来た達成感などが良いスパイスになっているのでしょう。

保温マグカップ

普通のコップでもいいんですけど、秒で冷めます。

スノーピークのコップもあるんですけど、3口目には冷水になっています。

冬に持って行くコップは保温マグカップがいいです。

暖かい飲み物を暖かいまま飲みきれます。

胃袋が温まると活力になりますので、コップ・マグカップの買い換えを検討中の方は保温マグカップにする事をおすすめします。

サーモスのカップはおすすめです。

保温性が抜群なのは有名ですね。さらに、このカップ。蓋がゴムでしっかり閉まります。

山は安定しているところが少ないです。なので、中身がこぼれないような構造はありがたいです。

まとめ

雪山初心者の方、ベテラン登山者の方、全ての方が満足できる山だと思います。

危ないカ所もなく雪山を体験する事ができ、色々な富士山を観る事もできます。

山荘と避難小屋が沢山あるので、登山飯を作る場所を確保しやすいです。

綺麗な景色を見ながら、登山飯を作り食べるのも楽しそうですね。

色々カスタマイズしながら、雪山の大大菩薩嶺を楽しんで下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました