この世はストレスがあふれている。
現代社会を生きる私たちは常にストレスにさらされています。
そのストレスを解消するには「登山」はとてもいいスポーツです。
今回、なぜ登山がストレス社会にまみれる現代人に有効なのかを説明します。
そして、ストレスを解消したいと願う登山初心者さんへオススメしたい山も併せて紹介します。
登山は長い時間、険しい山を登り、ただ辛いだけのスポーツだと思っていませんか。
長時間歩き急な斜面を登るスポーツではありますが、決して辛いだけではありません。
喜び、感動、達成感、リフレッシュなど山に登り自然にふれ合うからこそ得られる利点がたくさんあります。
今、仕事や生活にストレスを感じている人は山に出かけてみてください。
きっと気持ちの変化を感じるはずです。
【注意】
登山は事前計画が大切です。事故なく楽しく登山をするために、体調面含め必要な登山用品を準備してから登りましょう。
なぜ登山が最高で最強のストレス解消法なのか
何故現代社会はこんなにもストレスを受けやすいのでしょうか。
それは情報過多、変化の速さ、競争社会、人間関係の希薄化、健康問題など、様々なストレス要因が存在するからです。
インターネットやスマートフォンは便利な反面、私たちに膨大な情報を与えてきます。意識的にせよ無意識的にせよ、多くの情報を受け止めなければなりません。脳は常に処理に追われます。
技術革新や社会の変化が非常に速く、それに伴う新しい知識やスキルを習得する必要性に迫られています。
常に変化に対応し続けることが求められます。
また、仕事とプライベートの境界線が曖昧になり、勤務時間外でも仕事に追われることが多くなっています。
オンとオフの切り替えが難しく、心身のリフレッシュが十分にできないこともしばしばあります。
学歴は関係ないという風潮になっていますが、それは一部です。
多くは学歴、職歴、収入、外見など、様々な面で人と比較され、常に競争を強いられる社会です。
核家族化や地域社会の衰退により、家族や地域との繋がりが希薄化し、孤独感を感じる人が増えています。
孤独感は、心身の健康に悪影響を及ぼします。
そして、孤独は経済的な不安、老後の不安、環境問題への不安など、将来への漠然とした不安を抱えている人が増えています。
このようなストレスから逃れるには、この状況から身を遠ざけるのが一番効果的でしょう。
そこで登山の出番です。
登山中は登る事に集中しているので、SNSは観ません。
登山服は常に進化し続けていますが、登山方法に革新的な技術は不要です。
伝統的な歩き方、降り方などがのみです。なので、誰にでも出来ます。
誰かと競争することはなく、自分のペースで登れます。
そして、歩けば必ず山頂に到着します。仕事とは違い、必ず達成感を得られます。
山ですれ違った人と挨拶を交わし、山小屋に泊まれば一緒にお酒を交わすこともしばしばです。
下界で一人酒をするよりも何倍も会話を交わす事でしょう。
笑顔になれば脳内には幸せホルモンであるセロトニンが増えます。セロトニンは精神状態を安定させる作用があります。
また、自然にふれ合うと一部のがん細胞をやっつける事で知られているNK細胞が都市部よりも最高50%以上活性化すると言われています。
ストレスホルモンで知られている副腎皮質ホルモンも13%減少し、リラックスを司る副交感神経は46.8%増加すると言われています。
登山は想像通り、何時間も歩くためかなりの運動量です。
文献によれば、毎日の1時間ウォーキングと週に一回の低山登山は同じ体脂肪減量効果がありました。タイムパフォーマンスがいい健康管理方法です。
ちなみに、厚生労働省はメタボリックシンドローム予防の指針として「1週間で23メッツ時(メッツ×時間)の運動」を推奨しています。
週1回登山をするだけで、この数値は簡単に超えます。やはり、登山はタイムパフォーマンスはいいです。
ストレスから逃れ、心穏やかになりつつ、健康的な身体を手に入れるには登山がとても有効です。
しかし、山に登った事がない人はその山に登ればいいのか疑問に思うでしょう。
そこで、ここからは初めて登山を始める方へオススメする山をご紹介します。
登山で楽しむ自分を想像しながら読み進めてください。
まずは標高差500m以下から始めよう
登山初回から3000m級の山や標高差1000m以上の山を登る事はオススメしません。
なぜなら、運動習慣がない人には高負荷だからです。
運動にはメッツという運動負荷を数字で表したスケールがあります。
ハイキングは6メッツ、登山は7メッツと表記されています。
6メッツはゆっくり泳ぐ、ジョギングと歩行を組み合わせた程度とされています。
7マッツはサッカー、テニスと同じ運動の強さです。
なので、全く運動習慣がない人がサッカーやテニスをしたらどうなるか。
想像することは難しくないと思います。
サッカーやテニスなら疲れたら、すぐ家に帰る事ができますが、山ではそうも行きません。
帰りたくてもすぐには下界には降りられませんからです。
疲労により歩けなくなったら元も子もありません。
また、自分の体力面にあった山を選ぶ理由は疲労予防だけではありません。
膝痛予防にもなります。
登山の多くの悩みに「膝痛」があります。
膝が痛む大きな理由は筋力の低下です。
自分の筋力以上に動くと筋力が膝関節を支える事ができないと、靱帯が骨に擦れて炎症します。
その炎症が膝の痛みとしてでてきます。
せっかく、リフレッシュしたくて登山をしているのに、苦しみたくはありません。
痛みは辛いです。
辛い思い出にしないためにも、最初は低い山にしましょう。
ただ、低山でも1つ注意が必要です。
それは標高差です。
標高差とはスタート地点と山頂の標高の差です。
例えば、山頂の標高が同じ1000mの山でもスタート地点が標高800mと標高100mでは登山強度は全く異なります。
前者は往復2時間程度でしょうが、後者は往復6時間ぐらいかかります。人によってはもっとかかるかもしれません。
最初は楽しく会話をする程度の速度で歩き、少し物足りなさを感じるぐらいの山をオススメします。
「山に登るって楽しい。気持ちが良い」
これを体験したらもうあなたも立派な登山者です。
後は健康街道をまっしぐら進むだけなので、現代のストレスからの脱却と将来の不安から解消されます。
冒頭のテーマとして最初に登る山の標高差は500mがオススメです。
理由は疲れずに約2時間で山頂まで登れるからです。
会話を楽しみながら登るとだいたい350m/hの速度で登る事になります。
なぜ、この速度が良いかと言うと疲労しにくいからです。
ややきついと感じる速度で登ると乳酸という酸性物質が産生されます。
この乳酸は筋肉低下を引き起こします。
筋力が低下すると身体を支えることができずに、疲れてしまいます。
なので、この乳酸値をあげないように歩かなくてはなりません。
その方法が会話を楽しめる早さ、つまり350m/hで登ることです。
標高差500mの場合、約2時間で登る事ができます。休憩も含め約4時間で下山できるでしょう。
その後、温泉に入り、ご飯を食べても次の日に影響しない時間に帰れます。
日々の疲れを癒やすよい山行になること間違いなし。
また、次の日も休みなら近くの宿に泊まるのもおすすめです。
登山の余韻に浸りながら宿の温泉に入り、温泉上がりにきゅっと飲むお酒は格別です。
のんびり過ごし、近くの観光地を巡り、ゆっくり帰路につく旅も悪くないですよ。
【日本最大級の旅行サイト】楽天トラベル個人で登るのが不安ならツアーがオススメ
これから標高差500m以下のおすすめの低山や文明の利器で登山距離を短縮できる山などを紹介します。
ただし、もし個人で登るのは不安な場合はツアーに参加することをおすすめします。
最近は少人数ツアーもあるので、ペースを乱される事もなく登る事ができます。
また、せっかく山に登るから自分の好きなザックや靴、登山服を買いそろえたいと言う方もいるでしょう。
その方は登山用品屋さんと相談しながら、納得のいく物を買ってください。
自分が気に入った登山用品を持って登る山行はとても充実感にあふれた素晴らしいものになります。
しかし、何を買ったらいいか検討もつかない人、まずは登山がどんなものか体験してから買いそろえたい人もいると思います。
その方には、ツアーと登山用品無料レンタルがセットになったやまどうぐレンタル屋さんがおすすめです。
少人数登山、登山ガイド者による安心と安全が保たれたツアーです。
個人で山に登るのが不安な方はまずはツアーから始めてみてはいかがでしょうか。
まずは、自分で挑戦したい、自分で登山装備を整えたいと思った方はこちらのブログをご覧下さい。
季節別の登山装備について記載しています。きっと役に立つでしょう。
オススメの標高差500m以下の山
ここからは標高差500m以下の山を紹介します。
八ヶ岳やアルプスを中心に紹介しています。
その理由は人気だからです。
人が多く訪れる山は登山道がちゃんと整備されています。
山小屋も綺麗だし、ちゃんとしたトイレもあります。
車や公共交通機関でアクセスしやすく整備されています。
人も多いため、もしもの時に目撃情報も集まりやすいです。
登山では自分の身は自分で守らなければならないですが、環境要因を整えるのも安全登山につながります。
人里離れた誰も来ない山よりも、人が多く訪れる山の方が安全性は高いです。
なので、ここでは八ヶ岳やアルプスなど比較的人気な山を中心に紹介します。
高尾山:まずはここから
日本で一番登られている山、それが高尾山です。
標高599m、登山口との標高差は400mです。
高尾山の良い所は登山強度別にコースが分かれているところです。
1号路から6号路まであり、カスタマズが可能です。
1号路は一番メジャーな登山道で歩きやすく整備された登山道を歩きます。
リフトもあり、リフトを使うと約1時間で山頂に到着できます。
稲荷山コースが一番長い距離を歩きます。
リフトを使わない1号路と同じく約2時間で登頂できますが、木々の根や岩場など歩きづらい道が多数あるため歩きなれていない人は辛い道です。
最初から難易度の高い道を歩かず、まずは登山の楽しさを体感できる1号路から歩きましょう。
もう1号路を歩いた事があり物足りなさを感じた方は1号路から3号路、もしくは6号路がより登山らしさを楽しめるコースなのでおすすめです。
入笠山:ロープウェイで楽々
険しい山脈のイメージがある南アルプスの1つでありながら、とても登りやすい山の1つです。
標高1955mですが、ロープウェイに乗れば標高1780mまであがることができます。
山頂までゆっくり歩いても1時間程度で到着します。
山頂からは八ヶ岳をはじめに、アルプスの名峰を眺めることができます。
入笠山は花の宝庫と言われており、春から秋に変えて2~3週間毎に花の見頃を迎えています。
入笠山の一番有名な花はスズランです。
毎年6月中旬に見頃を迎えています。一面に咲くスズランはとても美しいです。
自然の景色を堪能しながら、楽しく登れる山です。
ロープウェイを使わずに入笠山沢入登山口駐車場から登っても2時間程度で山頂に到着できます。
自分の体力に合わせてコースを変えられる山です。
・ゴンドラ山頂駅から山頂まで1時間、標高差175m
・入笠山沢入登山口駐車場から山頂まで約2時間、標高差500m
車山(霧ヶ峰周辺):車で楽々
霧ヶ峰高原とは車山から鷲ヶ峰にかけて緩やかな起伏が続きます。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ハイキングコースで有名なので、歩きやすく木道で整備されており、気持ちが良い道がどこまで続いています。
霧ヶ峰高原にある車山は標高1925mです。
車山肩バス停からゆっくり歩いて1時間で山頂に到着します。標高は約100mあげていきます。
または白樺湖方面からも登る事ができます。
車山高原展望リフトから歩いて約1時間で山頂に到着できます。
もう少し長い時間歩きたい方は長野県霧ヶ峰自然保護センターにある登山口がおすすめです。
標高差300m、約2時間登ります。
霧ヶ峰は標高差が少ないので、山に登りなれていない人でも登りやすいです。
7月上旬からニッコウキスゲが見頃になるので、花を観に登るのもオススメです。
・車山肩バス停から約1時間、標高差128m
・車山高原リフトから約1時間、標高差359m
・長野県霧ヶ峰自然保護センター登山口から約2時間、標高差254m
白駒池周辺:登頂よりも森林浴
山頂からの眺望も登山の目的に1つですが、森の散策も楽しいです。
白駒池は北八ヶ岳にあり、苔むした森を堪能することができます。
白駒池は標高2115mにある、日本の中でも珍しい池の1つです。
池の透明度は5.8と高く、池の周りにはシラビソなどの原生林が並び、地上には緑の絨毯のように苔が生えています。このような美しい景色が白駒池周辺には広がっています。
1時間もあれば白駒池を一周できます。
もし、体力があるなら高見石小屋まで足を伸ばしてください。
高見石小屋の揚げパンは絶品です。
疲れた身体に揚げパンの甘みが広がります。
高見石小屋まで足を伸ばしても合計2時間程度です。
道も歩きやすい木道もありますが、高見石小屋付近は木の根や石など足場が不安定になるので、スニーカーではなく登山靴をおすすめします。
もっと歩ける方は中山まで進んでみてはいかがでしょうか。
中山展望台は眺望が素晴らしく今までのつらさが吹き飛びます。
車は麦草峠公共駐車場か白駒池有料駐車場に停める事ができます。
バスも出ているので、アクセスしやすい山です。
・駐車場から白駒池周辺散策は約1時間
・駐車場から白駒池、高見石小屋周辺散策は約2時間
上高地~徳沢園:登頂よりもハイキング
こちらも登頂を目的としない山行です。
上高地は超有名ですね。北アルプスの玄関口です。
土日になると多くの観光者が上高地にしかない景観を求めて訪れます。
高い山に登らなくても、十分山の景色を楽しむ事ができます。
合羽橋からは穂高連峰を眺める事ができます。
春や秋には冠雪した穂高連峰を観ることができます。
合羽橋周辺だけでも楽しいのですが、もう少し足を伸ばすと客層は観光客から登山客へ変わります。
徳沢園という山小屋まで約2時間です。
徳沢園はおしゃれな山小屋です。ご飯もおいしくのんびり過ごすのにぴったりな山小屋です。
ここでランチを食べて、のんびりソフトクリームを食べて楽しいひとときを過ごすのもいいです。
山荘の目の前には広い芝生が広がっているので、そこに寝転がってもいいでしょう。
一日では足りないぐらい広く見所たくさんの上高地です。
大正池周辺もとても素晴らしいので、上高地に宿泊して上高地を満喫してほしいと思います。
蓼科山(7合目から):広大な景色を眺める
北八ヶ岳の1つの蓼科山です。
蓼科山は色々なアプローチ方法がありますが、中でも標高差が少ない登山コースを紹介します。
それが蓼科山七合目駐車場から登るコースです。
標高差600mと500mを超えているのですが、前4つの山を軽く登った事がある方は挑戦しても良いと思います。
山行時間は約2時間です。
諏訪富士の別名を持つ蓼科山なので、山頂はだだっ広く、お鉢巡りを楽しむ事ができます。
360度の大パノラマを堪能する事ができます。
ただ、岩場を歩き、山頂直下では一気に登るが急になるので、適切な登山用品を持って登ってください。
・蓼科山7合目から山頂まで約2時間、標高差600m
・スズラン峠駐車場から山頂まで約3時間、標高差814m
ロープウェイで登る山
標高が高ければ高いほど、観られる景色は非日常的なものになります。
高山植物が増えて、地上で眺めていた雲を上から眺め、その雲に反射した太陽の光は自然が作り出す芸術へと変わります。
また、山頂から観るどこでも続く稜線を観るとこのまま歩いて行きたくなります。
しかし、ここまで初心者が歩いて登るのは大変です。
なので、ロープウェイという文明の利器を使い絶景を観られる山を紹介します。
ただ、ロープウェイで一気に標高をあげるので高山病に罹る可能性があります。
いきなり登山を始めるのではなく、少し身体が標高差になれてから登り始めましょう。
また、ロープウェイには終電がありますので、時間配分はお気をつけください。
北横岳
長野県の県道ビーナスラインに北八ヶ岳ロープウェイ麓駅はあります。
山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までの高低差466mを約7分で駆け上がります。
山頂駅には展望台があり、アルプスの絶景を楽しむ事ができます。
坪庭という散策路を楽しむ事ができますが、坪庭を通り過ぎると北横岳への登山道へ進む事ができます。
ロープウェイ山頂駅から北横岳までは約2時間です。標高差237mです。
所々急登がありますが、大きな岩をよじ登るなどの道はないので歩きやすいです。
山頂直下は木道が整備されているので、より歩きやすいです。
自分が歩いてきた道を振り返るとそこには素晴らしい景色が広がっているので試してみてください。
・山頂駅から山頂まで約1時間、標高差258m
木曽駒ヶ岳
中央アルプスの最高峰である木曽駒ヶ岳。
標高は2956mとかなり高い山です。
しかし、なんと標高2643mまでロープウェイで登る事ができます。
駒ヶ岳ロープウェイの終着駅である千畳敷駅を降りるとそこには千畳敷カールが広がっています。
夏の時期は高山植物で花の縦断となっています。
千畳敷カールだけでも堪能できる場所です。
ロープウェイまで行くには、菅の平バスターミナルまで車かバスで行きます。
菅の平バスターミナルからロープウェイしらびそ平駅まで行き、そこから千畳敷駅まで進みます。
ちなみに、菅の平バスターミナルの標高は848mです。しらび平駅の標高は1700mです。バスやロープウェイで一気に1500mの標高を登るので高山病になりやすいです。行動はゆっくり、水分はしっかりとりましょう。
千畳敷駅から山頂までは約2時間です。
八丁坂という急登を登りますが、振り返るとそこには絶景しかありません。
もちろん、山頂はアルプスの名峰だけではなく中央アプルスをつなぐ縦走路を眺める事ができます。
また、千畳敷駅にはホテルも併設されているので、登山の余韻を楽しみたい方はここに泊まり千畳敷カールと星空の共演を楽しんでもいいですね。
【日本最大級の旅行サイト】楽天トラベル西穂高(丸山、独標)
北アルプスの穂高連峰の1つ西穂高岳。3000m級の険しい岩稜帯が続く上級者向けの山です。
もちろん、ここでは西穂高岳を勧めるわけではありません。
その手前の丸山や西穂高独標をオススメしたいのです。
新穂高ロープウェイは岐阜県奥飛騨にあります。新穂高は槍ヶ岳や笠ヶ岳、双六岳の玄関口にもなっています。
ロープウェイの終着駅である西穂高口駅までは2つのロープウェイを乗継ぎます。
始発駅の新穂高温泉駅から終着駅の西穂高口駅までは徒歩込み約15分です。
終着駅の展望台からは西穂高や笠ヶ岳、双六岳など北アルプスの名峰に囲まれています。
今まで体験したことない景色が広がっています。登らなくてもいいかなと思うほどです。
西穂高丸山2452mまでは約2時間、西穂高独標2701mまでは約3時間です。途中に通年営業の西穂山荘があるので、トイレなどの心配はありません。
体力に自信が無い方は丸山がオススメです。
標高差300m程度なので楽しく登って降りてこれます。
丸山だけでも十分な景観を観られますし、独標のようにヘルメットを装着必須の岩稜帯を登る事もありません。
もし、独標まで行きたいと思うなら時間に余裕を持って一泊二日にするか、ツアーに申し込む事をおすすめします。
タイムコース往復6時間ですが、初心者はもっとかかります。
そうするとロープウェイの終電に間に合わず登頂がかなわない事もしばしばです。
時間を気にすると焦りが遭難につながります。
時間に余裕をもつために山荘の宿泊か時間管理をしてくれるツアーがおすすめです。
・新穂高口駅から西穂高丸山まで約2時間、標高差359m
・新穂高口駅から西穂高独標まで約3時間、標高差600m
まとめ
この世はストレスにあふれています。
しかし、その世の中でも生きていかなければなりません。
自分の人生は楽しくよりよいものにしたいでしょう。
そのためには、登山でストレスを解消するのがいいでしょう。
登山は現代のストレスを解消する利点がたくさんあります。
そこで、登山を始めるのにちょうどいい山を紹介しました。
登りはじめは標高差を小さくし、徐々に標高差を広げていきましょう。
また、ロープウェイという文明の利器をうまく使い標高差を埋める方法もあります。
登山は素晴らしいです。
登山をすることで今まで体験したことがない経験をいくつもすることができます。
それはあなたの人生に必ずプラスにつながるでしょう。
是非、山へ出かけてみてください。
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